今日は、母国がインドネシアのアリザちゃんがボランティアに来てくれました。絵本などを読んでもらい、子供たちは楽しいひと時を過ごしました。

インドネシアは南アジア南部に広がる豊かな国です。そして意外と知られていないのが世界一のイスラム国家だということです。『イスラム教』というとタリバンや自爆テロをイメージしがちですが、インドネシア人は実におおらかです。『世界一怒らない人たち』とテレビで紹介されたこともあります。彼らは幼児期から、つまらない事で腹をたてないように躾けられているそうです。理由は腹をたてる事は争いごとにつながるから。つまり、『つまらない事でいちいち腹を立てずに許してやれ』これは『目には目を、歯には歯を!』のイメージと正反対の教育が、世界一のイスラム国家インドネシアでなされていることになります。また、女性たちがかぶっているスカーフ(匕ジャブ)は、男性が女性を押さえつけるために無理矢理かぶせているものではありません。彼女たちは、自分たちの意志でかぶっています。気品とも言えるでしょう。私が実際彼女たちに接して感じたことは、女性たちは外見や容姿ではなく内面を大切にします。だから、インドネシアの女性はよく学び、自分の考えをしっかり持っています。

さて、私が子供の頃には、道で外国人とすれ違うことはまずありませんでした。しかし最近では、実に多くの国の人たちが日本に暮らしていることに気づきます。『外国人や難民が幕張に大勢やって来ると犯罪が増え、治安が悪くなる』という千葉市民のネットでの書き込みを見て私は悲しく思います。一度も会って話をした事も無い人たちに対して、どうしてそんな失礼な事を言うのでしょう? また、日本は豊かな国です。難民について言うなら、一人でも多くの難民を受け入れるべきではないでしょうか。芥川龍之介の『蜘蛛の糸』を思い起こしてください。自分だけが幸せになろうとする人は、いつか手元で『天国へと続く幸せの糸』が切れてしまうことでしょう。昨日パレスチナの青年と話をしました。家族や親戚は元気かと聞くと、姪が銃で撃たれたとのことでした。ウイグルでは、46回の核実験と虐殺が行われて来ました。このままではチベットとウイグルの人たちは絶滅してしまいます。先日、3人のウイグルの青年に会い胸が熱くなりました。一人でも多く日本に来て生き伸びてほしいという思いで一杯です。

『私たちは、人種・国籍・宗教に拘らず、人間として同じ価値を持っています。地球上の70億人全員が幸せになる権利があるのです。』

最後に、今月8日(木曜日)、障害者の未来を考える『明日の種』の理事長・組田香織さん(http://www.ashitane.jp/about.html)と千葉市花見川区の瑞穂小学校校長・川田文和先生と三者で話をしました。『グローバル社会を生きる子供たち』について。そして『ヒューマン・コンタクトの重要性』について。日本は少子化で若者の数が減っています。だからこれからの日本は、海外からの若者の力を借りなければ年寄りを支えきれません。もし海外に労働力を求めるならば、まず彼らの文化を理解するべきでしょう。私は子供たちに、色んな国の人たちと幼児期からふれあい、様々な国から来た人たちの文化や歴史、宗教や価値観を学んでほしいと思っています。自分の目で確かめてほい。そして、テレビや本、ネットから学べない多くのことを『ヒューマン・コンタクト』を通して学んでほしいです。

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