幼稚園に入園するまで、家の中で母と子の二人。テレビと山のようなオモチャが友達。これは大変危険な育児です。こういうお子さんは、たまに公園につれて行っても、ママを相手に遊びます。何かをじっくり観察したり、友達とコミュニケーションをとるように育っていないのです。「ママおいで!」そしてブランコにのると「ママおして!」。そして自分の思い通りにママが動いてくれないと、ギャーギャー泣いてママを脅します。こんなお子さんが最近増えています。 三つ子の魂百までです。ヨチヨチ歩けるようになったら、友達と一緒に草花や虫を観察しましょう。何かを発見するたびに、お互いに声をかけあい感動を分かち合う、これは貴重な経験です。そして家に帰ったら図鑑などを見ながら、今日見たもの、例えば蟻の巣が地面の中でどんなふうになっているのかを説明します。花を乱獲しないこと。小さな虫にも命があること、だから理由もなく踏みつぶしたりしない事も教えていきましょう。また、一つの花からも多くのことが学べます。例えば、タンポポは賢い花です。光合成しやすいように、葉を太陽に向けて一杯に広げています。花の背は低く、種の背は高い。花が種になる時茎が伸びるのです。「何故種になる時茎が伸びるんだろう?」子供たちに問いかけてみて下さい。遠くに種を飛ばすためです。 ヨチヨチ歩きの一歳から、科学の目は育っています。家にある、山の様なオモチャをしまいましょう。そして、テレビやゲームに子守りをさせるのはやめましょう。小さな頭で子供たちは色んなことを考えています。子供はみんな小さな科学者です。

よく、道路や駐車場で子供と追いかけっこをしているママを見かけます。「あッダメ!ダメ!」「危ない!」「走らないよ!」しかし子供はちっとも言う事をきいてくれません。もう、すでに『ふざけるモード』になっていて、何を言っても聞こえないのです。どうすれば言う事を聞いてくれるのでしょう。まず、ルールを決めて、行動を開始する前にしっかり説明します。これは、子供たちが場所を移動するときの様子です。「移動は3人で手をつないで行くよ。絶対に走らない。そしてふざけない。道路や駐車場は車がくるからね、走ったりふざけたりしていると危ないよ!」「公園に行く時は赤い道を歩こう。公園に着いたら走っていいよ。それじゃぁ出発!」のように。そして子供たちがビシッと決まりを守っている時は、しっかり褒めます!「さっすがお兄ちゃんは違うねぇ~!!カッコいいなぁ~!!」叱って言う事をきかせるのではなく、褒めて言う事をきかせる、是非やってみてください。

「やだ!」「ダメ!」を連発する2歳児。いたずら一杯3歳児。この有り余るエネルギーを消化するうまい方法の一つがお手伝いです。無理にやらせようとすれば「ヤダ!」と言われてしまいます。うまくこれをやらせるためには、まずこちらが楽しそうに掃除などします。すると子供は、「ボクがやる!」と割り込んできます。ここで、すぐに渡さずに「できるかなぁ…これは、お兄ちゃんじゃないとできないんだよね。難しいんだ!」ともったいぶると、「ボク、お兄ちゃんだからできるよ!」と頑張ります。「じゃぁ~お願いしようかな。」あとは、ひたすらおだてます。「さっすがお兄ちゃんは違うな~!!」毎日子供との戦いのお母さん、子供の無駄なエネルギーをうまく消化させましょう!

ゴールデンウィーク、アウトドア派の家族は山や川などに出かけて行き、ワイルドな経験ができてよいのですが、問題はインドア派の家族です。子供をおとなしくさせるためによく取る手段が『テレビに子守りをさせる』方法です。おさるのジョージなど見せておけば子供はいい子にしているので、ついついテレビをつけてしまう訳ですが、これがどれだけ『不幸な子供』を育てているか自覚してほしいのです。いつもテレビに子守りをさせているお母さん、ちょっとテレビを消して積み木などやらせてみてください。もしあなたのお子さんが、15分で『もう飽きた!』とぐずるようなら、小学校に入学してから『勉強しなさい!』とあなたがどんなに怒鳴っても無駄です。忍耐力が無いわけですから。先日、見学に来たあるお子さんが「マー マー マー マー… 」と積み木を見て泣き叫ぶ姿を見て、私は本当に危機感を感じました。これは、「ママ助けて! お菓子持って来て! ジュース買って来て! オモチャ持って来て! テレビ見たいよー!」の意味です。 お絵描きでも、粘土でも、積み木でも何でもいいです。1日の中で、一つのことに取りくむ時間を作ってほしいものです 。