私が10歳のときです。私の父はブラジルのある教育機関から招聘され、家族はサンパウロへと渡りました。教育の支援です。現地では、至るところで裸足の少年たちがスナック菓子を売り歩いていました。しかし、そうした境遇を憂うことなく、ただ一心にサッカー選手を夢見て、裸足でヤシの実を操る少年の姿に、私は心を打たれました。自分の目で見る事のすべてが『生きた勉強』でした。靴を履ける事、毎日食事が出来る事、学校へ行ける事は当たり前の事ではありません。気持ちの熱い少女時代に貴重な経験をさせてくれた両親に、今心から感謝しています。 **************************************************************************************  千葉市には様々な国から来た人たちが住んでいます。グローバル都市千葉市、私たちの街には豊かな国から来た人たちもいれば、とても悲しい事情を抱えて命がけで日本に来た人たちもいます。 「私はまず、エジプトへ逃げました。それから、サウジアラビアに逃げました。それから、アメリカに渡り苦学してアメリカの大学を卒業しました。しかし私が一番行きたかったのは日本でした。自由と平和の国日本は、世界一憧れの国でした。そして私はついに日本国籍を取りました。」と語るのは、千葉市に住むパレスチナから来た青年です。彼に家族や親戚は元気かと聞くと、姪が銃で撃たれたとのことでした。先日私はウイグルから来た女の子たちと話をしました。床に顔をこすり付けるようにして平和を祈る彼女たちの姿に、私は胸がしめつけられる思いでした。「ウイグルでは46回の核実験があり、莫大な数の人たちが死に、今もなお多くの人たちが何も治療される事なく放置されている。」と言って彼女たちは泣いていました。チベットでは今、焼身自殺が絶えません。『チベットに自由と平和を!』と叫び、炎と共に消えて行くチベットの若者たち。今彼らにはこんな形でしか平和を訴える手だてがありません。「どんなに小さな事でもいいんです。料理でも音楽でも。日常の会話でチベットを話題にあげてほしいんです。」と語るチベットの人たち。『自分たちは、民族も文化も消え去ってしまうかも知れない。』と今チベットやウイグルの人たちは思っています。そして彼らは言います『世界中が日本に憧れ、世界中が日本人の言う事に耳を傾けます。だから、日本人みんなが平和を願うなら、世界が変わるでしょう。』と。『私たちは、人種・国籍・宗教に拘らず、人間として同じ価値を持っています。地球上の70億人全員が幸せになる権利があるのです。』私たちはあまりに豊かなので、日常の小さな事で腹を立て、感謝の気持ちを忘れてはいないでしょうか? 視線を遠くに向けると大切な事が見えて来ます。『人類とか、平和とか』そのために今何ができるか子供たちと一緒に考え見つけてみませんか?   今、東大や千葉大の外国人留学生の中に、世界の貧しい地域に学校を作る運動をしているグループがあります。また国境なき医師団として、貧しい子供たちの命を救いたいと必死で勉強に励んでいるインドネシアの女の子もいます。彼女もまた千葉市に住んでいます。23日こうした留学生たちもイベントに参加します。日本の子供たちは世界の国や首都・山や川を知っていますが、そこに住む人たちがどんな人たちか知りません。知識の詰め込みではなく、私は子供たちに『生きた勉強』をしてほしいです。このイベントを通して人と人とがふれあい実際会って話をし、テレビや本からは学べない多くを学んでもらうことができたら幸せです。      *このイベントには、政治的・宗教的活動は一切含まれていません。純粋に平和を願うものです。

8月23日クラックス主催の特別イベント『平和のための無料講演会』が開かれます。ポスターは、地元の小中学校の校長先生と一緒に作成したものです。小さなことで、私たちに今すぐ出来る事が沢山あります。そのことを、多くの日本人に知ってほしいでのす。例えば、私が服やバッグに付けている『FREE UYGHUR』のバッジを見ただけで、千葉大のウイグルの学生たちはボロボロ涙を流して泣きます。こんな簡単なことで、チベットやウイグルの人たちに『生きる希望』が湧いて来るなら、日本人みんなにつけてほしいです。